共感覚保持者が語る「好きな音楽」「苦手な音楽」とは【音×色】

私は物心ついた頃から音楽に「色」を同時に感じるタイプの共感覚保持者です。

音楽を聴いていると、色と同時に、形(四角形、三角形など)や質感(ザラザラ、ツルツルなど)も感じることがあります。

そのため、音楽を聴くことは刺激が多くてかなり楽しい娯楽だと感じます。

そんな私が「好きな音楽」「苦手な音楽」についてまとめてみました。

共感覚保持者の方は比較していただき、そうでない方はこんな世界もあるのだと想像するための参考になれば幸いです。

好きな音楽の系統・共通点

この記事をまとめるにあたり、好んで聴いている音楽を見直してみました。

好きな音楽の共通点としては、

⑴繊細さがある

⑵安心して聴いていられる

⑶カラーバリエーションが豊富

⑷鋭すぎず丸すぎない

完全に個人的な感覚で、よくわからないと思うので次以降の項目で説明していきます。

共感覚保持者の好きな音楽①ピアノ曲

ピアノは皆さん繊細なイメージがあるかと思います。

共感覚がある私にとっても同じで、安心して聴いていられるので好ましい音色です。

また、ピアノの音はとてもカラフルに感じます。

ド→赤

レ→黄色

ミ→オレンジ

ファ→緑色

ソ→青色

ラ→黄色とオレンジの中間

シ→白

高いド→ピンク

という感じなので、ドレミファソラシド〜と連続で聴くと虹のようにカラフルに感じてとても綺麗です。

ピアノ曲だと個人的に特に好きなのはショパンの曲なのですが、調性によってもベースとなる色があり、

子犬のワルツは明るめの黄色、革命のエチュードはオレンジ色、など

色とりどりなのが聴いていて楽しいのです。

共感覚保持者の好きな音楽②オルゴールの曲

オルゴールの音色は言うまでもなく繊細ですね。強い刺激が苦手な私でも落ち着いて聴いていられます。

病院の待合室やエステサロンなどで流れていると聴き入ってしまいます。

共感覚保持者の好きな音楽③ゲームBGM

幼少期からゲーム好きということもあり、ゲームのBGMはかなり好きなジャンルです。

特に好きなのはポケモン、マリオ系(他を知らないというのもありますが…)。

ゲームボーイ時代の「3音+ノイズ」で構成されている音楽も好きです。

少ない音で構成されているのが物足りないと思う方もいるかもしれませんが、私にとってはむしろプラスで、

音自体がシンプルだからこそ、形や質感などをふんだんに感じることができて刺激的なのです。

苦手な音楽の系統・共通点

苦手な音楽の共通点は、

⑴安心して聴いていられない

⑵イメージが広がらない

⑶鋭すぎる

同じく、順に説明させていただきます。

共感覚保持者の苦手な音楽①歌詞がある曲

残念ながら、J-Pop、最近の流行りの音楽はほぼ全滅です(笑)

理由は、安心して聴いていられず、カラーバリエーションに制限がかかってしまうからです。

順に説明していきます。

まず、安心して聴けないという点について。

音楽と同時に色や質感も感じている私にとっては、歌詞があるとうるさすぎるのです。。

例えるなら、人混みの中で友達の声を聞き取れないような感覚に似ています。

情報量が多すぎて、一番伝えたいのは何!?って感じで混乱します。

次に、カラーバリエーションの制限という点について。

今まで好きなジャンルであげてきた「ピアノ曲」「オルゴール曲」「ゲームBGM」などは、歌詞がないのでその分自由に脳内にイメージが広がるのですが、

歌詞がある曲は、歌詞に囚われてしまうとイメージが制限されてしまうのです。

例えば、「青い空」という歌詞があると、その曲時代が青色になってしまったり、

「森の中」という歌詞があると、全て緑色になってしまったり。

歌詞のカラーに引っ張られてあまり楽しめなくなってしまいます。

以上が歌詞のある曲があまり得意ではない理由です。

しかし、歌詞があっても繊細さがある曲は聴ける場合もあります。

いきものがかりの曲はけっこう好きです。

共感覚保持者の苦手な音楽②バイオリンがメインの曲

バイオリンは繊細な楽器なので意外に思われるかもしれませんが、実はあまり得意ではありません。。

なぜかと言うと、「鋭すぎるから」です。

バイオリンの音は私にとってどれだけ鋭いかというと、「刃物くらい」。かなり鋭いのです。

ちょっと想像してほしいのですが、

包丁の切れる部分をスポンジで洗っている時にスポンジを貫通して自分の手まで切れそうだな、という、あの感覚です。

バイオリンの音を聴くだけで、胸に刃物を突き付けられているような、そんな感覚になって苦しくなります(笑)

また、「鋭すぎず丸すぎない」と書いたように、丸すぎるのもあまり好きではありません。

例えばクラリネットの音色は非常に丸いのでそこまで好きな訳ではありません。

学生時代に吹奏楽部でクラリネットを演奏していたのに、です(笑)

その点、ピアノの音は中間くらいでとても聴き心地がよいのです。

共感覚保持者が苦手な音楽③人の生歌

苦手な音楽の1つ目で書いた「歌詞がある曲」とも重なるのですが、人がリアルタイムで歌っているのは正直、とても苦手です。

理由は、音程が不安定で安心して聴いていられないからです。

相当うまいプロの歌手でさえ、生歌は苦手だったりします…(CDなどの修正されている音源なら大丈夫です)。

カラオケの精密採点でも判断できないくらいのほんの少しの音程のズレも不快な音として認識されてしまうのです…。というわけで、音楽番組はあまり見ません。

ちなみに、わずかな音程のズレで、音楽番組などで本当に歌っているのか口パクなのか大体わかります。

ギターや琴などはチューナーがなくても自分でチューニングできるし、ピアノの調律が狂ってきたのも分かるので、まぁ音感はあるのかもしれませんが、正直とても厄介です。。

共感覚には個人差がある

色々と書いてきましたが、共感覚には個人差があります。

同じ音を聞いても全然違う色に感じる方もいますし、音と同時に匂いなどを感じる方もいるそうです。

ですので、あくまでも参考程度に捉えていただければと思います。

同じように共感覚をお持ちの方は、是非どんな風に感じるのか教えてください。

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