「最近、ついてないなぁ」と思うこと、よくありますよね。
逆に、仕事もプライベートも調子良い!って時もあるかもしれません。
「運のツキ」や「運勢の波」「運気の流れ」などと言うこともありますが(引き寄せの法則とも言いますね)、
これの正体は、実は心理学で科学的にも証明できるものなのです。
また、ある程度自分でコントロールが可能なものでもあるのです。
春になるとすべてが上手くいく?引き寄せの法則?
心理学・科学的なお話は後回しにして、もう少し具体例を出していきますね。
春が大好きな私の例です。
私は春が近付いてきて暖かくなってくると、毎年運勢が良くなり、全てが上手くいくようになります。
プライベートの人間関係が良くなり、家族仲も友達との仲も良好になり、新しい人付き合いも増えて楽しくなり、仕事においても活力が溢れて成果が出せるようになります。
いわゆる「運気の流れが良くなってきた」「運勢が上昇している」などと言われる状態ですね。
この「運気」というのは不思議なことにしばらくの間続くものです。
逆に、冬の間は正反対の状況で、「運気の流れが悪い」期間が続きます。
しかし春になった瞬間に全てが好転するのです。
例外なく、必ず毎年です。
これは一体どういうことなのでしょうか。
もしかしたら「引き寄せの法則」とも言われるものに近いと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回はより科学的な用語で解明していきたいと思います。
「運気」「運勢」「引き寄せの法則」の正体は気分一致効果
結論から申し上げると、この状態の正体は、科学的には「気分一致効果」というものです。
「気分一致効果」というのは、気分が良い時は脳はポジティブな情報を取り上げやすく、逆に気分が悪い時はネガティブな情報を取得しやすい、というものです。
良い状態をイメージすると運気を引き寄せられるとする「引き寄せの法則」に通じる部分もあるように感じます。
先程の「春になると運が良くなる」例で説明してみましょう。
私は気温が高い環境を好むので、春になって温度が上がってくると気分が良くなり、活動的になる。
アクティブになることで、自らすすんで友人と連絡を取る機会が増え、家族と一緒に行動する時間が増え、
家に引きこもらなくなるので新たな人との出会いも増え、仕事もポジティブに頑張れるようになる、
といったところです。
反対に冬は運が良くないということに関しては、
私は気温の低さが苦手なので冬は気分があまり良くなくなり、積極的な活動を好まなくなる。
その結果、良い収穫が得られなくなる、
と説明できるでしょう。
まぁ確かに「運気の波」といった言葉でも説明ができるのですが、「気分一致効果」というものは、人間の脳の仕組みを心理学の科学的な手法を使って証明した用語なので、より納得はできるかと思います。
科学的に運気アップを図ることが可能
上記の通り、これが運気の正体です。
つまり、「運勢はコントロール可能」ということです。
「春になると運気が良くなる」というのは分かりやすい例かと思いますが、キッカケは「春になって気分が良くなった」という、たったそれだけのことなのです。
気分が良いから脳がポジティブな情報を取り上げやすくなる。簡単なことです。
大切なことは、環境や考え方を変えて「ポジティブ思考の土台を作ってあげる」ことでしょう。
春になると全てが上手くいくというのは私の場合であって例え話でしかありませんが、
ちょっとしたキッカケで芋づる式に良い状況が引き寄せられる可能性があるということは、皆さんの頭の片隅にでも置いていただけると嬉しいです。