【オンライン日本語教師になるには】ジャパトーク講師が審査・面接過程を解説

オンラインで全て事が済む便利な世の中になりました。

最近は、会議もオンライン、飲み会もオンライン。

私は以前、日本語や英語の講師をしていたことがあるのですが、

この時代になってオンラインでも教育活動に携わりたいと思い、

現在は「Japa Talk(ジャパトーク)」という、オンラインで語学(日本語)のレッスンを受けられるサービスの講師をしています。

似たようなサービス・プラットフォームは他にも沢山ありますが、

この記事ではJapaTalk(ジャパトーク)の講師になる為の審査・実際の選考過程で見られたポイントをご紹介します。

JapaTalk(ジャパトーク)講師の求人応募資格・条件

JapaTalk(ジャパトーク)の講師になるには、

特に必要な資格はありません。

しかし教育に関わる仕事なので誰でも簡単になれるという訳ではないようです。

公式サイトによる情報をまとめると、条件は

・日本語ネイティブ

・コミュニケーション能力が高い

・長期的に継続できる

・特別なスキルや経験を持っている

などが書いてあります。

選考は意外に厳しい

JapaTalk(ジャパトーク)の講師になる為には、

本部の選考(審査)に通り、

講師として登録する必要があります。

私の時(2021年2月)は、

書類選考→動画選考→面接と、

三次選考までありました。

現在は需要増加に伴い講師の応募がかなり増えているらしく、

厳しくチェックをしているらしいです。

以下に具体的な選考の内容を書いていきます。

一次選考:書類審査

一次選考は書類審査です。

公式サイトの応募フォームに必要な情報を入力して送信するのと同時に、

生徒用に公開されるプロフィールを記入します。

公式サイトから送る内容は、

氏名・志望動機・経歴など基本的なもののみです。

しかしその後のプロフィール作成がなかなか大変です。

生徒が見るものなので、

どんなレッスンができるのか具体的にイメージできる内容と、

他の講師と差別化できるポイントを盛り込まなければなりません。

正直ここでつまずきましたが、

本部からの修正依頼メールを受けて何度か改良を重ねた結果、

何とか次のステップに進むことができました。

この時点でプロフィール用の写真も必要になりますが、

旅行の時に撮った写真や、自撮りをしたものでも大丈夫です。

二次選考:動画審査

文字情報での審査に通ると、次は動画審査があります。

公式サイトにはこのステップは書かれていないのですが、

応募者が多い為、選考を追加するとのメールが送られてきました。

自分の動画を送るということで精神的にはかなりハードルが高く感じますが、

作業的には簡単なものでした。

特に編集などは必要なく、

JapaTalk(ジャパトーク)本部のSkypeアカウントに

スマートフォンで撮影した動画をアップロードするだけで大丈夫です。

「内容と時間は自由」とのことだったので、

私は自己PRと志望動機を話して2分くらいにまとめて送りました。

こちらもインカメラの自撮りでOKです。

三次選考:面接審査

動画審査が通ると、最終ステップはSkypeを使ったオンラインでの面接です。

時間的には15分程度でした。

15分間というと短く感じるかもしれませんが、

中身がギュッと詰まった濃い時間でした。

聞かれた内容は、

一つ目は、書類に書いた経歴や仕事のことなど基本的なプロフィールについて、

二つ目は、「思い」についてです。

後者については、

「教育に対する考え方」「日本語が苦手な人とどう接するか」

「どうしても教育に関わりたい理由」「生徒の気持ちを考え真剣に向き合えるか」

などの質問を投げかけられました。

個性が出る部分なので、

事前に自分の中で意見をまとめておかないと言葉に詰まってしまうかもしれません。

他には、「長期的に続けられるか」「英語は話せるか」なども聞かれました。

審査合格後にプロフィールの作り込みが必要

面接が終わってすぐに(1〜2分程度)結果通知のメールが届き、

そこには合格と書かれていました。

JapaTalk(ジャパトーク)の講師として本部に認められたということで大変嬉しかったですが、

ここからが更に大変でした。

再度のプロフィール修正依頼が来たのです。

「流し読みでも要点が理解できるように」

「レッスンのイメージが湧くように」など

具体的に教えていただいたので何とかクリアできましたが、

何度修正を繰り返したのか数え切れません。

時間をかけて格闘した結果、

サイトに講師として載せてもらえるようになりました。

苦労した分、達成感があって嬉しかったのを覚えています。

JapaTalk(ジャパトーク)講師の審査で見られるポイント

まず、一次選考・書類審査では、経歴を見るのでしょう。

特別な経験や技術を持っていることが応募条件になっているので、

留学や教師の経験がある方は積極的に書いたほうが良いと思います。

私は、留学経験・講師経験・アナウンススクールでの学習経験・フリーアナウンサーという仕事の経験について書きました。

二次選考・動画審査では、最低限のマナーや印象(明るさなど)を見ているのではないかと思いました。

動画先行は応募者を絞り込むフィルターの役割があると思うので、

マイナスの印象にならず、面接で話してみたいと感じてもらえることが重要なのではないでしょうか。

私は、笑顔を絶やさないことと、長々と話さず簡潔にまとめることを心がけました。

好印象を持ってもらえること、レッスンの様子がイメージできることがポイントなのかなぁと思います。

三次選考・面接審査では、コミュニケーション能力を測っているのだと感じました。

予想していなかった質問もたくさん飛んでくるので、

それに対応できる臨機応変なコミュニケーション能力を見られているのだと思います。

私は、「他の講師と差別化できる自分の強み」「教育に対する思い」「自分の仕事に対する思い」

この三点に関連を持たせて、どんな質問が来ても首尾一貫した内容を話すように心がけました。

この人にだったら講師を任せたいと思ってもらえるポイントを多く作ることが大事なのかなぁと思いました。

全て私個人の推測の域を出ませんが、

選考を受ける方は参考にしていただけると嬉しいです。

まとめ:JapaTalk(ジャパトーク)講師になるには熱意が必要!

結論、私の場合はエントリーしてから2週間程度で結果が出ました。

そこまで長い期間という訳ではありませんが、

プロフィールの作成や動画撮影、面接の準備などでかなりの労力を使いました。

また、選考過程では応募者の経歴は勿論、

「思い」の部分もかなり重視して見られているように感じたので、

教育やコミュニケーションに対して熱い思いがある方は通りやすいのかなと思いました。

私の経験と考察がお役に立ちましたら幸いです。

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