【にんにくスプラウト自家水耕栽培】栄養豊富と聞き丸ごと食べてみた

皆さん、「にんにくスプラウト」というものをご存知でしょうか?

恥ずかしながら私は最近までその存在を知らなかったのですが、巷ではかなり話題を呼んでいるそうです。

こんなものです。

このにんにくスプラウトというのは根っこも含めて丸ごと食べるのが一般的だそうで…見た目からして結構衝撃的ですよね。

この画像は実際に自宅で育てたもので、収穫した後に食べてみたのでレポートします!

ちなみに、育成期間は2週間です。

にんにくスプラウトの魅力

栄養価が高い

何と言っても、にんにくスプラウトの一番の魅力は「栄養価が高い」ことです。

「鉄分」は市販されているにんにくの9倍、ほうれん草の3.6倍含まれるとされています。

そのほか「カルシウム」はにんにくの8倍、ほうれん草の2倍などとされていて、栄養豊富な高機能性野菜です。

吉光農園 より

なるほど、小さい中にギュッと栄養素が詰まっていることが伺えますね。

発芽する際にはかなりの養分が必要なので、にんにく自らが栄養素を作り出すことにより一時的に栄養価が高まるんだそうです。

生命の神秘ですね…。

様々な味・食感を楽しめる

もう一つの大きな魅力は、部位によって異なる味と食感を楽しめることです。

詳細は実食レポートとして後述しますが、

にんにく好きな人は病みつきになること間違いなしです!

自宅にある材料で土を使わず水耕栽培

にんにくスプラウトは栄養がたっぷり詰まっていることを学べたところで、育成スタートです。

冷蔵庫の中で放置されて発芽していたにんにくがあったのでそれを使いました。丁寧に皮を剥いてあげます。

観察しやすいように透明のカップを使い、中に湿らせたキッチンペーパーを敷きました。早く成長してほしかったので1センチほど(にんにくの底の部分が浸るか浸らないかくらい)水を追加しています。

中国産のにんにくは発芽しないように処理されているものがあるという情報も目にしましたが、うちの中国産にんにくは冷蔵庫の中でもちゃんと発芽していました。

芽が出ちゃったからもう使えないかな…と処分するのは勿体ないので、是非育てましょう。

この状態のまま、あとは日の当たる場所に置いておくだけです。日光の代わりにLEDライトでもOKです。

放置して8日後、立派な芽になる

1〜2日に1度水を変えてあげるだけで、あとは完全に放置で8日後の様子です。

一番長いもので8センチほど伸びています!順調に成長すれば1日に1センチ程度伸びる計算ですね。

根っこも5〜6センチ伸びています。

やはり大きい方が養分が豊富なのでしょうか、粒の大きさによって伸び方に差があるのが分かります。

もう少し成長を見たかったので更に1週間放置です。

開始から14日後に収穫

わずか2週間でそこそこ立派に育ちました。

相変わらず成長に差はありますが、一番長いもので12〜3センチくらいになりました!

根っこも伸ばしたら10センチ弱くらいありそうです。

水と光だけでここまで伸びたことに感動。

ただ、少し気になったのがこちら…。

最初に爪を立てて皮を剥いたせいで傷が付いてしまったようで、傷ついた部分が赤くなってしまいました。

品質的に若干の心配があったので取り除いて食べることに。

調理方法は普通のにんにくと変わらず

順調に育ってくれたのでワクワクしながら調理方法を考えました。

にんにくスプラウトは通常のにんにくと全く同じように使えるらしいので、特に凝ったことはせずに普通に調理してみました。

「栄養価が高いので本体も芽も根っこも丸ごと使う」と書いてあるサイトが多かったのでそれにも従うことに。

せっかく自分で育てたので色々試してみたくなってしまい、短いものはハンバーグに乗せ、立派に成長したものはアヒージョの具材にしてみました。

on the ハンバーグ

芽と本体と根っこを切り分けて本体をスライスし、

フライパンで熱してみます。

「THE・根っこ」というものを炒めた経験がないので恐る恐るという感じでしたが、すぐににんにくの香りが広がってきて、芽が出てもニンニクはニンニクなんだなと安心しました。

根っこが焦げてきて不安になりましたが、続行。

ハンバーグに乗せてとりあえず完成です(笑)。

アヒージョに豪快に入れる!

10センチ以上芽が伸びたものはアヒージョの材料にすることに。

こちらも部位ごとに切り分けましたが、根っこも捨てずに取っておくのが何とも不思議な感覚です。。

調理中の香りは通常のにんにくよりも少し強い気がしました。

にんにく好きとしてはテンションが上がる瞬間です!

完成!

実食レポート

2種類の調理方法でにんにくスプラウトを食べた感想を書いていきます。

特に根っこの食感が楽しい

炒めてハンバーグに乗せた方はカリッカリになってしまいましたが、アヒージョの方は多少水分が残っており独特な食感を楽しめました。

もやしに近い感覚ですがそれよりも細くてかたくて…表現が非常に難しいですね(笑)。

食感が面白いのと、あと、驚くべきことに、根っこもしっかりにんにくの味がするんです!

本体と同じかそれ以上にニンニクニンニクしています(笑)。

根っこの部分はパリッと、芽の部分はしんなりと、本体の部分はシャキッと、全て違う食感を楽しめて最高でした!

本体部分の味・匂いは控えめ?

調理中は香りが強めでしたが、実際に食べてみるとそこまで強く感じることはありませんでした。

ちゃんとにんにくの味はするけれど、翌日まで持ち越しそうな強さではないので安心して食べられました。

根っこの部分はピリッとした辛みがあり、芽の部分はマイルドは味わい。

食感だけでなく味に関しても部位によって異なるので飽きがきません。

まとめ:手軽に育てられて食べるのも楽しい

お皿やコップなど適当な容器と水さえあれば育てられる手軽さに加え、食べる瞬間の楽しみもひとしお…。

更に栄養価が数倍になると聞けば、育てない選択肢はないとさえ思われます(笑)。

私は今回物凄く気軽な気持ちでにんにくスプラウトを育て始めましたが、収穫した瞬間と食べている時の喜びは思った以上に大きくて感動しました。

大変手軽に始められることが分かったので、引き続きにんにくスプラウトを育てていきたいと思います!

にんにくスプラウトのレシピを調べると丸ごと天ぷらにするものが多く出てきて気になったので、次は油で揚げてみたいと思います!

少量で手軽に栄養を摂取できてにんにく好きにはたまらないにんにくスプラウトの魅力が伝わったでしょうか?

追記:丸ごと天ぷらにして食べてみた

にんにくスプラウトと言えば丸ごと天ぷららしいのですが、これまたホクホクしていて美味しくいただけました。

においもそれほど気にならなかったので、育てた後は是非試してみてください!

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