「駅から徒歩◯分!」という不動産広告のうたい文句、ありますよね。
不動産以外にも店舗や娯楽施設へのアクセスを調べると必ず目にする表示です。
どうやら80m=1分で計算しているらしいのですが
あれ私は全く信じていません。
自分は歩くのが遅いと感じたことは特にありませんが、「徒歩◯分」の表示を信じて後悔したことは数え切れません。
初めて訪れる場所だと180%の確率で1.5倍くらいの時間がかかります。
同じことがiPhone内蔵のマップアプリでも起こりますよね。
毎回悔しい思いをしているので
そろそろ見返してやろう!と不意に思い立ち(誰を見返すのか謎)、
「iPhone内蔵のマップアプリに表示される時間よりも早くゴールに辿り着く」というチャレンジをしてみました。
独断と偏見で設定した目的地は、自宅近くのスーパー。
iPhone内蔵のマップによると1.2km=1200mあるそうです。
iPhoneは「徒歩15分」と教えてくれています。
…ということは、80mを1分以内で歩けないと、今回のチャレンジは失敗ということになります。
人間の徒歩の限界を調査してみました。
1200mを全速力で歩いてみた結果…
なんと、9分38秒!
1分間に約125m歩いた計算になります。
iPhoneマップに初めて打ち勝ちました。
勝ち誇ってスーパーでバナナを買ったら満足してしまい
帰り道は急がずに普通の速度で歩いて帰りました。
一応、帰りも時間を測っていたのですが…
帰宅してiPhoneの画面を見てビックリ。
11分22秒。
え、急いだ時と大して変わらないじゃん。
私の頑張りは何だったんでしょうか。
全身の筋肉をフル稼働させて
1秒でも早く1秒でも早くと神経をピリピリさせて
下手な競歩みたいなヘンテコな動きをして頑張ったのに。
私の努力と恥を返してくれ!
というか、そもそもiPhone内蔵のマップ間違ってないですかね?
11分しかかからないということは1.2kmもないのでは?
それか単純に知っているルートで、且つ一本道だから予定よりも早く辿り着けたのか。
というよりも行きの努力によって全身の筋肉が鍛えられた結果、早く歩けるようになったんですかね。
真相は不明ですが、決意したことが一つあります。
これからは心も体も痛めずに普通に歩こう。
走る一歩手前くらいの気持ちで全速力で歩いたとしても普通に歩いたとしても
1分少々しか変わらないのであれば、急ぐ必要はありませんね。
早歩きを心掛けることは健康のためには効果があるかもしれませんが、急いでいる時に焦って早く歩こうとするのは、
心身ともに消耗するだけなのでデメリットが大きい。
心も体も疲れ果てさせた上で得られるものがたった1分の時間短縮だとしたら、
ハイリスク・ローリターンと言わざるを得ません。
10秒でも1秒でも早く辿り着きたい!と思うなら全神経を集中させて大汗かいて歩けば良いと思いますが、私は嫌ですね(笑)
時間に余裕を持って出掛けるようにはしますが
時短効果が薄いと判明してしまったからには
極力 急がずに普通に歩くようにします。
とは言っても、時間が差し迫っている時は自然と早足になっちゃうんだろうなぁ(笑)
結論
どんなに早歩きをしても1キロで1分の時短効果しかない