こんにちは。結婚相談所 笑 -EMI- 代表の鈴木笑里(えみり)です。
皆さんは「結婚」の意味というのは考えたことがありますか?
日本では婚姻届を提出して始まるものですが、そのような制度的・法律的な意味ではなく、もっと本質的・精神的な意味は何でしょうか。
より密な心の繋がりを求める人が増えている現代だからこそ、今回は「結婚」の意味について考えていきたいと思います。
結論から先にお伝えしてしまうと、「結婚とは、人生の主語が変わること」です。
時代によって変わる結婚制度の常識
ご存知の方も多いかと思いますが、平安時代は結婚に至るまでの形が決まっていました。
顔も見たことがない人との文通から始まり、和歌の交換をし合い、教養に引かれて好意を抱き、結婚が決まると初めて顔を見る。結婚してからは同居せずに夫が妻の家を訪ねる「通い婚」というのが一般的でした。
50年ほど前までは、親が決めた相手とのお見合い結婚が当たり前の世の中でした。
結婚してからは妻が家のことを全て行い、夫は働きに出る。そのような価値観が根付いていました。
多様化する現在でも変わらないものがある
しかし、現在では結婚の形というのも様々なものになっています。
出会い方も、学校や会社、友達の紹介、趣味の集まり、習い事、ネット上のコミュニティ、ナンパ、婚活パーティー、お見合いなど、ここには書ききれないくらい選択肢が増えています。
結婚してからの生活も多様化しています。
同居している夫婦もいれば、別居という選択肢もありますし、単身赴任という形もあり得ます。専業主婦になる人もいれば、奥さんが働きに出て専業「主夫」になる旦那さんもいらっしゃいます。子供を持たない夫婦もいますし、週末は田舎暮らしをする「二拠点生活」を楽しんでいる家庭もあります。
これだけ生活の選択肢が多様化している現代ですので、どのような結婚生活を選んでもお互いに納得していれば良い訳です。自由の幅が広がっているということですね。
ただ、どんな形の夫婦生活であっても、一つだけ共通していることが、「上手くいっている夫婦は人生の主語を変えることに成功している」ということです。
人生の主語とは
人生の主語。これは、簡単に言うと、「『誰の』幸せを考えて生きていくか」ということです。
独身時代は、「わたしの幸せ」だけを考えればそれで済んでしまいます。
友人と良い関係を築きたいと思ったら、たまには「あなた(友人)の幸せ」を考えなければならない時もあるかもしれませんね。
でも基本的には自分の幸せを追求していけば幸福を感じることはできるのです。
結婚によって変わる人生の主語
しかし、結婚するとなると事情は変わってきます。
「わたしの幸せ」から、「わたしたちの幸せ」を考えないといけなくなるのです。
まさに人生の主語が変わるということですね。
ただ、自己中心性から脱却できず、お互いに「わたしの幸せ」しか考えていない夫婦は上手くいきません。
良い関係性を築けている夫婦は、例外なく人生の主語を変えることに成功しているのです。
「わたしの幸せ」でもない、「あなたの幸せ」でもない、「わたしたちの幸せ」を追求していく必要があります。
主語を変える段階で起こるマリッジブルー
人生の主語を変えていくには覚悟が必要ですが、
マリッジブルーという現象は、覚悟を決める段階で起こる現象とも言えるかと思います。
しかし二人でそれを乗り越えた先には、「わたしたちの幸せ」が待っているのです。
愛することは覚悟が必要
とは言え、誰でも簡単に人生の主語を変えられるかと言うと、そう単純な話ではありません。
人生の主語が自分だった時代はあまりにも長すぎるので、自然に意識を変えられる人はそう多くはないでしょう。
ですので、「この人を愛する」と決めるには覚悟が必要ですし、愛は自然に育まれるものではなく、二人で構築していくものなのです。
「この人と一緒に愛を構築していこう」という勇気が試されます。
結婚の本質的な難しさ
繰り返しになりますが、結婚の本質的な意味・難しさとは、何十年も生きてきて突然主語が変わる、というところだと思うのです。
しかし、共通の幸せを追い求めていきたいと思えて、一心同体になれて、「わたしたち」で何でも乗り越えていこうという、そんな気持ちになれる人と出会えたら素敵ですよね。
人生に革命を起こすなら
当相談所はIBJ加盟店ですので、70,000名以上の中から運命の方を見つけられる可能性があります。
多くの方と出会える環境に身を置くことで、人生の主語が変わってしまうような方とお会いできる可能性も高まってきます。
人生の主語を変えるという大革命を経験してみたいという方は、是非お気軽にお問い合わせください^_^