先日、「タピオカバブル崩壊」というネットの記事を見ました。
恐れていた時がついに来たか、と思うと同時に
意外と長く持ったなというのが素直な感想です。
その翌日、スーパーでこんなものを見つけました。
手作りタピオカ(粉から作るバージョン)!
茹でるだけの乾燥タピオカはよく置いてありますが、このような商品は初めて目にしました。
タピオカバブルが崩壊して日が経てばお店からなくなってしまうのでは…?
という危機感(?)から、購入に至りました(笑)。
では早速作ってみます!
タピオカの作り方
作り方はとっても簡単なんですよ。
タピオカの粉(でん粉)に水を混ぜて、こねこねして、小さく丸めて、茹でる。
たったそれだけです!
たったそれだけの作業であるはずなのに…
私は相当苦戦しました。
開封の儀
まず、袋を開けるところから。
私のパワー不足により手で切れなかったのでハサミを使ったところ、中の袋まで一緒に切れてしまい
激しく粉を撒き散らしました。
中の袋を開けて粉を出すと、想像とだいぶ違いました。
黒タピオカが作れるので茶色か黒い粉が入ってると思い込んでいたのですが
白に近いグレーみたいな微妙な色でした。
触った感じは片栗粉。
大量に作りたかったので2袋分開けてしまいました。
後述しますがこれも間違いでした…。
更に驚いたのが、どこかで嗅いだことのある匂いなんです…。文房具にありそうな…。
そう、「ボンド」です。
乾く前の、容器から出した瞬間のあのにおい。
水を入れて混ぜる
これ食べて大丈夫なのか?と不安に思ったのも束の間、水を入れたら無臭になりました。
また、水分を含んで少し茶色くなりました。
1袋の粉に対して大さじ1の水 と書いてあったので
2袋分、大さじ2くらい水を入れました。
でも、一向にまとまる気配はなし。
モンスター誕生
水の量が少なかったのか全然まとまらず、多い分には問題ないよね という安易な考えで
規定の量の3倍くらい水を投入した結果、
ドロドロのスライムになりました。
手から離そうにも、右手のスライムを取ると左手にベッタリ付く。
左手から取ろうとすると右手がスライムに侵食される。埒が明きません。
水と混ぜるだけですぐに完成する予定だったのに…
タピオカ作りって全然簡単じゃないですね。
小麦粉を投入
これは粉を増やすしかないと考え、追加で小麦粉を投入することを決意。
欲張らずに1袋残しておいたらこの時に使えたんですけどね…。
何とか手からは離せました。
たぶん最初の1.5倍くらいに増えたと思います。
丸める作業
ひたすらこねこね、くるくるを繰り返したら…
一応タピオカっぽくなりましたね!
茹でる
あとは10分茹でるだけ。
見てもらうとわかるかと思うんですが、
またこの時も欲張って
デカいのをいくつか作っちゃいました。
完成
茹で上がりが、こちら。
ツヤツヤ。黒光りしてます。
そして色が変わりました。ちゃんとしたタピオカです!
とりあえず出来立てをそのままの状態で食べてみたら、大きく丸めたタピオカが特にもっちりしていて美味しかったです。
次は黒蜜をかけて食べてみたい。
前回同様(過去記事 参照)ミルクティーに入れて味わってみたら、これがかなり美味しい!
以前は茹でるだけの乾燥タピオカを使いましたが
自分で粉から作り上げたタピオカはやっぱり違いますね。モチモチ感が専門店クオリティ。
完成後の反省
ただ、欲張って多く作ってしまったので消費するのが大変でした…。
専門店ではタピオカ増量ってオプションがあるじゃないですか。それを贅沢に家でも再現したかったんです。
しかし出来上がったタピオカの量は想像を遥かに超えていて、
ミルクティーに大量に入れたら胃がはち切れるかと思いました。
その時は余裕だと思っていても後から膨らんでくるんですよね。タピオカって。
残った分を砂糖水に漬けて冷蔵庫で保存していましたが、
時間の経過と共に水分を含んでぶよぶよになってしまうので
すぐに食べ切ることをオススメします。
何でも出来立てが一番美味しい。
軽くタピオカドリンク10杯分以上の量はあったと思うので
1袋ずつ使うべきでした…猛反省。
でも何だかんだ言って楽しんで作ることができました。
何事も、実体験。チャレンジ。
もしかしたら今後はタピオカ製品がスーパーの棚から姿を消すかもしれないので、
このタイミングで粉からのタピオカ作りに挑戦できて良かったと思っています。
また何か作ったら記事にします。