こんにちは、田舎も都会も大好き。二拠点生活歴がもうすぐ10年になる鈴木笑里です。
田舎生活が長かったので都会に強い憧れがあり、都内の拠点はターミナル駅の近くばかりを選んできました。
池袋は、その中でも一番のお気に入りで、住んだ期間も長かった場所です。
「住みたい街ランキング」で毎年上位にランクインしており1位に輝いたこともある、皆が憧れる街、池袋。
実際に住んでみたことで、良いところも悪いところも様々なものが見えてきました。
住んでみたから語れる、居住地に池袋を選ぶことのメリットとデメリットをまとめていきます。
池袋に住むことのメリット
1、とにかく便利
一般的に池袋を選ぶ一番の理由はここに集約されるでしょう。
具体的には、駅からの徒歩圏内で全ての用事を済ますことができるという点です。
自宅も池袋駅の徒歩圏内で選んだので、休日の買い物・病院・美容院などの用事に電車を使ったことはほぼありません。
必要な施設が全て自宅の近所1km〜2kmの範囲にあるというのは非常に心強いです。
また、主要な駅までほぼ電車一本で行けるというのも便利さを感じられるポイントです。
- JR山手線
- JR埼京線
- JR湘南新宿ライン
- 東武東上線
- 西武池袋線
- 東京メトロ丸ノ内線
- 東京メトロ有楽町線
- 東京メトロ副都心線
以上の8路線が使用可能です。
新宿、渋谷、上野、銀座、東京などの都内の主要駅は勿論、
横浜、大宮、宇都宮、熱海などの駅までも一本で行けるというのは非常に便利です。
個人的な事情として、仕事で色々な場所に行くことが多いので交通アクセスの良い場所に住みたいと思い池袋に決めたのですが、
殆どの現場まで電車一本か1回の乗り換えで行けるのはストレスが溜まらず快適でした。
仕事・プライベートを問わず利便性を求める人は池袋を選んで大正解だと感じられると思います。
2、美味しいお店が多い
新宿・渋谷と並んで都内の主要駅とされる池袋は人が多く集まるので、自然と質の高いお店も集まってきます。
特に、ラーメン屋さん、定食屋さん、カフェなど、一人でも入りやすいお店が多い印象です。
池袋駅周辺に100店舗以上あるとされるラーメン屋さん巡りや、お洒落なカフェ巡りなんかも楽しいものです。
気軽に入れるお店が多いというのはソロ行動が多い私にとっては嬉しいポイントでした。
3、家賃相場が低め
意外に思われる方も多いかもしれませんが、都内の主要駅の中では池袋は家賃が安い方です。
SUUMOではワンルームの相場は7.1万円となっており、山手線の駅の中ではかなり安いことが伺えます。
同じターミナル駅の中でも渋谷とは2万円近くも差があるのは驚きです。
実際に自分の足で探してみた感想としては、池袋駅から離れて北池袋や西池袋の方面にはお手頃価格の物件が多いように感じました。
東池袋や雑司ヶ谷方面の住宅街は少し高級な印象です。
4、待ち合わせに困らない
仕事でもプライベートでも人との待ち合わせに困ったことはありません。
友達と遊びに行くなら、サンシャインシティがあり居酒屋が多い東口エリア、
仕事の打ち合わせをするなら落ち着いたカフェやファミレスが多い西口エリア、と使い分けることができます。
ただ、東口側は平日でも人通りが多く落ち着けないことが多いので、私は友達と待ち合わせをする時も西口側を多く利用していました。
カラオケ店や居酒屋やファミレスは西口の方が空いていて入りやすいことが多いです。
東口側と比べると娯楽系の施設は少ないですが、それでも西口側には、
ルミネ・東武百貨店・東京芸術劇場・西池袋公園・ビックカメラ・ミスタードーナツ・ケンタッキー・マクドナルド・ガスト・サイゼリア・ジョナサンなど
一通りの施設や飲食チェーン店があり不便を感じることはまずありません。
5、美容院やマッサージ店などの価格が安い
田舎しか知らなかった頃の私は都会の物価は高いと思い込んでいました。
が、実際に住んでみると、小売店の価格はそれほど気にならないどころか、美容系のお店は地元よりも安いところが多く驚きました。
具体的な数字を出すと、地元 館山では毎月の美容院(カット・カラー)に1万円弱くらいかかっていました。
池袋では、同じメニューで半分以下に抑えることができました。
勿論ピンキリで、高級な価格帯のところもあれば低めの価格帯のところもあります。
しかし共通しているのは、価格が安くても施術内容の質が高いところが多いということです。
美容院だけでなく、マッサージ店、マツエク、歯のホワイトニングなど、様々な美容系のお店で感じたことです。
都心部では競争が激しいからこそ、質が高く価格は低くなっていくのでしょう。
6、自然が多く健康的な生活を送れる
正確には「整備された自然」と言うべきでしょうが、緑が多く遊歩道も整備されているところが多いです。
公園も充実しています。
西口側には池袋西口公園(東京芸術劇場の横)や西池袋公園(豊島税務署の横)、
東口側には南池袋公園や東池袋中央公園(サンシャインシティの横)など、駅から徒歩圏内に多くの公園があります。
人混みに疲れてしまっても緑に癒される時間を意図的に設けることができるので、
精神衛生上のびのびと暮らせる場所だと感じました。
また、緑が多いことで晴れた日には自然と外を歩く時間が増え、健康的な生活を送ることができたと思います。
個人的に、5年以上住んでいても都心に疲れて嫌になってしまわなかった重要なポイントだと感じています。
7、話のネタになる
池袋という地名を知らない人はまずいませんし、「池袋」というワードから誰でも一つくらいは何かしら連想することができます。
「学生時代に乗り換えで使っていた」「サンシャインシティの水族館に行ってみたい」「家賃高そう」など。
池袋というキーワードから相手の情報を引き出すことができるので、そこから会話が繋がります。
初対面の人と会話する時は特に、「池袋に住んでいます」は、「今日は良いお天気ですね」のような便利ワードに近い役割を果たしてくれます。
8、ポケモンセンターメガトウキョーがある
かなり個人的な思いになってきますが、これも池袋を選ぶ上で大きな決め手になりました。
ポケモンセンターは2014年に浜松町から池袋に移転しましたが、実はその頃からいつか池袋に住みたいと思っていました(笑)。
休日は毎日大好きなポケモンを拝めるというのはこの上ない幸せです…。
2020年6月にリニューアルオープンし更に沢山のポケモン達と会えることになりました。
池袋に住むことのデメリット
多くのメリットを挙げてきましたが、光あるところに影あり、
池袋に住むことのデメリットもない訳ではありません。
住んでみて見えてきたデメリットを以下にまとめていきます。
1、エリアによっては治安が悪い
まず、池袋に住むことを考える人が第一に懸念することだと思いますが…確かに治安が悪いエリアはあります。
特に、北口の周辺とそこから続く飲み屋街ですね。
この辺りは外国人が多く住んでおり、ホームレスらしき人々もたまにいて、夜になると酔っ払いが多く、
女性一人で歩くのは怖いと思ってしまいます。
また、西口にも東口にも、大通りから外れるとホテル街があります。
その辺りも避けたいところなのですが、住み始めたばかりの頃は迷い込んでしまって少々不安な気持ちになったことが何度かありました。
しかし、そのような治安の悪いポイントを避ければそこまで気になることはありません。
駅から離れた住宅地エリアは比較的治安が良い方だと思いますし、
帰りが夜遅くなっても、大通りを歩いていれば危険を感じたことは特にありません。
「池袋は治安が悪いのか?」という問いに対する答えとしては、
「場所による」と言ったところでしょうか。
2、通勤ラッシュ時は電車が混む
これは「利便性が高い」という一番のメリットの裏返しでもありますが、便利ということはそれだけ人が集まるということですね…。
通勤ラッシュ時と帰宅ラッシュ時は駅や電車の中がごった返します。
コロナが流行する前は、電車に乗る人が多すぎてドアが閉まらず遅延することも日常茶飯事でした…。
職場や学校が池袋にあるという方はこのデメリットを気にせずに池袋で生活できるので良いかもしれませんね。
3、駅近くのスーパーは高い
池袋駅周辺で自炊する為の食料品を買おうと思うと、選択肢がかなり狭まってしまいます。
デパ地下や成城石井など高級なところに限られてしまうのが現実です。
ただ、あまり自炊をしないという人や、池袋駅から少し離れた住宅街に住む人にはあまり関係がないでしょう。
駅から離れれば安いスーパーがあります。
まとめ:デメリットを我慢できるなら最強の場所
以上、池袋に5年以上住んでみて体感したメリットとデメリットでした。
私としては、デメリットよりもメリットの方が遥かに大きいと感じています。
居住地選びで重視することとして様々な価値観があるとは思いますが、
これらのデメリットを大きく捉えない人にとっては池袋は非常に住みやすい街と言えるのではないでしょうか。
池袋って実際どうなの?と思っている方にとって参考になりましたら幸いです。