東北地方を旅行する時に楽しみなことの一つは、やっぱり「食」でしょう。
落ち着いた自然に溢れる東北地方は観光地も数多く存在しますが、環境が良いからこそ食事も美味しいものが多いですよね。
海鮮や山菜などが有名かと思いますが、意外と「麺」に関しても有名なものが沢山あるんです!
東北地方でしか食べられないものや、東北地方発祥の伝統のあるものなど
おすすめの「麺」5選を紹介していきます!
※今回は宮城(仙台)と岩手(盛岡)に焦点を当てて5食連続で食してみました。
新鮮な海の幸 ホヤ乗せ温麺(うーめん)【宮城・仙台】
東京発のバスで仙台に降り立ち、仙台駅にて最初に食したのが「ホヤ乗せ温麺(うーめん)」。
一口目の感想は、ホヤってウニの味に似ている!
温麺(うーめん)に乗っていたのは新鮮なお刺身の状態で、ぷにぷに柔らかくて食べやすく、後味がウニのようでした。
温麺(うーめん)ともよく合います。
店員さん曰く、宮城県民はみんなホヤをさばけるらしいです(笑)。
また、温麺(うーめん)はそうめんと何が違うのか?と店員さんに聞いてみたところ、
そうめんは油が練り込まれているけど、温麺(うーめん)は油を使っていない。
更に、麺自体が短いから調理がしやすいという点でそうめんとは異なっているらしいです。
地元の方のお話は有り難い。勉強になりました!
温麺(うーめん)はそうめんの半分ほどの長さで短くて食べやすく、シンプルな味わいなのでどんな味付けにも合います。
また、日持ちするのでお土産に買って帰るのもおすすめです。
有名ラーメン店の味 冷やしキムチ納豆味噌ラーメン【岩手・盛岡】
仙台から更にバスで移動し、盛岡のホテルで夜食に食べたのが「冷やしキムチ納豆味噌ラーメン」。
岩手のコンビニ(ローソン)限定の商品だそうで、その表示につられて購入しました。
納豆と味噌の最強コンボ、お酒によく合いました。
「柳家」というラーメン屋さんとコラボレーションした商品だそうです。
「キムチ納豆ラーメン」が看板メニューらしく、こちらもいつか行ってみたいと思いました。
己の限界に挑戦!わんこそば【岩手・盛岡】
2日目のお昼に選んだのは、盛岡三大麺の一つ、わんこそば。
ネットで事前リサーチした結果、「東家」というお店が良さそうだということで決めました。
盛岡駅から徒歩圏内にあり、かなり本格的なわんこそばを楽しめるお店です。
人生初のわんこそば。
挑戦前は100杯目指して!とか意気込んでいましたが、
朝方まで冷やしキムチ納豆味噌ラーメンとお酒で胃を酷使していたせいか、
思ったほど進みませんでした…。
しかし、食後に証明書を発行してくれるのは何だか嬉しいですね!
ちなみにわんこそば15杯で普通のかけそば1杯分だそうです。
胃の大きさに自信のある方は是非挑戦してみてください。
ちーたんたんとセットで じゃじゃ麺【岩手・盛岡】
2日目の夜は、盛岡じゃじゃ麺「白龍(ぱいろん)」。
盛岡じゃじゃ麺も「盛岡三大麺」の一つです。
盛岡駅ビルの中にあるお店で抜群のアクセスの良さ。
じゃじゃ麺自体美味しかったのですが、最後の「ちーたんたん」というのがこれまた美味。
少し残した麺の中に卵を割り、混ぜて、
茹で汁を注ぎ味噌を溶かして食べる。
簡単に言うと、卵スープと麺を混ぜて食べるような形ですね。
この食べ方をして、ちゃんとした「じゃじゃ麺」になるそう(笑)なので、
経験できて良かったです。
コシの強さがたまらない 盛岡冷麺【岩手・盛岡】
盛岡冷麺も盛岡三大麺のうちの一つです。
「盛岡冷麺」ですが、仙台で食べました。
というのも、
盛岡三大麺を制覇する為に何としても冷麺に挑戦したく、帰り道の仙台で無理矢理立ち寄ったからです(笑)。
盛岡冷麺で一番有名と言っても過言ではない「ぴょんぴょん舎」。
「盛岡冷麺」ですが、盛岡以外にも何店舗かあるみたいですね。
冷麺のコリっとした食感が、コシのある麺が好きな私にとってはたまらなかったです。
上にスイカが乗ってるのには驚きましたが、スープのしょっぱさとよく合うことが意外でした。
川崎にも店舗があるらしいので、関東の方も気軽に盛岡の味を楽しめておすすめです。
まとめ 盛岡三大麺は必須!
5食連続で麺食に挑戦し、東北地方の美味しい麺は食べ尽くしたんじゃないかなという感じです。
(実際は出掛ける前にもコンビニの油そばを食べているので6食連続です(笑)。)
欲を言うと仙台発祥といわれる本場の冷やし中華も食べてみたかったのですが、胃の大きさと時間が足りなかったので、また次の機会に挑戦したいと思っています。
個人的に、東北地方…特に盛岡に行かれる方は、
「わんこそば」「盛岡じゃじゃ麺」「盛岡冷麺」(盛岡三大麺)は食べておいた方が良いと思います。
「盛岡三大麺」を制覇したんだ!という達成感が最高です(笑)。
丸2日間連続で麺しか食べない「麺縛りの旅」
初挑戦にしてとても良い思い出になったので、
皆さんも是非テーマを決めて旅に出てみてはいかがでしょうか?