「タピる」というワードが流行語大賞トップ10入りを果たす程、タピオカが大流行した2019年。
コロナ禍の中でも根強い需要で売上げをキープしている店舗も多いみたいですね。
しかし、専門店のタピオカドリンクって、ちょっと高くないですか…?
個人的には自分へのご褒美にスターバックスのフラペチーノを買うのと同じくらいの感覚です(笑)
どんなに美味しくてもあまり頻繁には楽しめないんですよね。
そこで、自分でタピオカを買ってきて、自家製のタピオカドリンクを作ってみることにしました!
タピオカドリンクの作り方
100均で乾燥タピオカを購入
今回選んだのは、100円ショップ セリアの乾燥タピオカ。

白いタイプと黒いタイプの2種類がありましたが、黒いのを買いました。
こちらの方が専門店に近いかなという気がしたのと、
黒い方が大きかったので、欲張り心からのチョイスです(笑)。
1時間弱 茹でる

「45〜60分茹でる」とあったので、記載の通りスマホのタイマーを45分でセット。
若干短いかなと思いつつも、せっかちな私はいきなり強火で茹で始めました。
タピオカが鍋底にベッタリ
ポケモンでもやりながらしばらく放置していればいいかな〜と安易な気持ちでキッチンから離れていたら、
10分ほど経過した頃、バチバチと激しい音を立て始めました。
急いで状態を確認しに行ったら、なんと、水分が全て蒸発…。
タピオカが鍋底にべったりとくっ付いちゃってました…。。。
スプーンを使って一つ一つ鍋から引き剥がし、気を取り直して再スタート。
水を追加して更に30分
今度は水を多めに投入。
30分ほど経過後、様子を見に行ったら1.5倍くらいに膨張していました!
一粒だけ取り出して試食してみたら、少し芯が残っているような気がするけど、歯応えがあるのも意外と良いかも!と思い
タイマーが終了する前でしたが火を止めました。
茹で終わったら水で冷やす

ザルに上げて水を切り、冷水で冷やします。
うん。黒光りの仕方がとっても魅力的ですね。
ミルクティーにin

用意していたミルクティーに投入。
おいおい、どれがタピオカかわからないぞ(笑)。
今回使ったのはリプトンのミルクティーです。
タピオカに合うミルクティーとそうでもないミルクティーがありそうなので、いつかの機会にまたリサーチしてみたいと思いました。

なかなか良い感じです!
冷蔵庫の中にあったバナナオレとも相性が良いかもと思い、こちらにも入れてみました。
イチから自分で作ってるという感覚がワクワクドキドキ、非常に楽しいです。
試飲 自分で作ったら何でも美味しく感じる!
ドボドボとタピオカを入れ終わり、いざ、試飲。
タピオカ単体で試食した際には感じませんでしたが、ジュースと合わせると思っていたよりも淡白な味わいでした。
きっと専門店のタピオカは黒糖で味付けをしているのでしょう。
でも「自分で作ったものは美味しい」の法則で、悪くはありません!
何よりも、せっかちな性格が災いして残ってしまった芯のかたさが
意外な歯応えのアクセントになっていて絶妙です。
少し時間をおいたらタピオカにドリンクの甘みが染み込んで自然な味わいになりました。
やはりどうしても専門店には敵いませんが、
コンビニで売っているタピオカドリンクに近いくらいのクオリティにはなっている気がしますね。
感想 味よりも自分で作る過程の楽しさにこそ意味がある!
自家製タピオカドリンクを作ってみてまず感じたのは、
自宅では作れない程のハイクオリティ商品を提供するからこそ商売になるんだなぁ。
ということです。
どんなビジネスもそれで成り立っているのでしょう。
専門店のレベルに匹敵するものが作れないのは当然として、その上で思ったのは、
それよりも「自分で作る過程」の楽しさに意味がある。ということです。
何事も挑戦です。
完璧にお店の味を再現しようと意気込んでチャレンジすると減点方式のジャッジになってしまうので、
それよりは、あまり期待値を上げずに「楽しさを求めて気楽に」挑戦した方が遥かに生産的である。
どうせなら加点方式のジャッジをしたいですもんね。
味はともかく、自分でやってみるという体験がとにかくエキサイティングで楽しめました。
改善点 味付けの工夫とストローの使用
一度作ってみたら、今後より専門店の味わいに近付ける工夫をすことも可能だと感じました。
具体的には、
・ミルクティーをより甘く濃厚にする
・ふやかしたタピオカに黒糖などで味を付ける
・更に大きいタピオカを使用する
・太いストローで吸って飲む
全体的に甘さが控えめだったので、タピオカもドリンクもより甘くした方が本格的になりそうだと思いました。
それからストロー無しだとコップの底にタピオカが溜まってしまってスプーンを使うしかなくて不便です。
特大サイズのタピオカをストローで吸いながら飲むというのが専門店らしさなのかもしれません。
改良する余地も価値も充分にあるなぁといったところです。
withアイス

アイスと一緒に食べてもそれなりにイケました!
最近ではネット通販でもかなりリーズナブルに購入できますので、興味のある方は是非タピオカふやかしてみてください。楽しめてオススメです。